軍事的解決などない

トランプ大統領のバノンという、かなり主張の激しい側近が最近解任されたが、バノンは、北朝鮮問題に軍事的解決などないと言っていた由。彼の言葉としては意外に聞こえるが、極めて正しい。それは解決にはならないからだ。

プーチン大統領はどうも正直ではないように見え、好きではないが、プーチン大統領は1日、朝鮮半島に迫る「大規模な衝突」を警告した上で、北朝鮮が日本上空を通過するミサイルを発射したことを受けて広がった危機を緩和するため、話し合いを呼び掛けた由。「この地域における問題は、全当事者が前提条件を設けることなく直接対話して初めて解決されるだろう」という見方を示したという。

前提条件を設けることなく、というのが、ポイントだが、これは今回正しいと思う。

日本としては、対話の前提条件として、北朝鮮が核が放棄することを言っており、本来正論だが、現時点では、プーチンさんのスタンスを取るべきと考える。

対話がうまく行かなければ、軍事的オプションなり得るわけだが、それは解決たり得ない。